弊社のラミネート加工サービス
弊社では、ラミネート加工サービスを承っております。
この記事では、ラミネート加工関係のトラブル事例をご紹介します。
トラブル事例
書いてあったはずのメモが消えた!
「原稿に書いてあったはずのメモが、ラミネート加工をすると消えてしまった!」
原因は、「消せるボールペン」。
もう10年以上前から販売されていますので、すっかり定番ですね。
普通のボールペンのような書き心地でありながら、ペンに付属のゴムで擦ると文字を消すことができる便利なアイテムです。
実は、このボールペンには「60℃以上の熱を加えると無色になるインク」が使われています。
紙をゴムで擦ったときの摩擦熱で色を消すのです。
ところが、弊社のラミネートでは熱をかけて加工するため、このボールペンで記入したメモが消えてしまいます。
原稿が滲んだ!
「原稿ではくっきりしていた線が、ラミネート加工をすると滲んだようになってしまった!」
これは、熱で溶けてしまうインクや画材が使用された原稿で起こります。
クレヨンなどの油が使用されている画材は、熱をかけると溶けてしまい、原画が変質してしまいます。
また、熱で溶ける色材が使われているプリンターで出力した原稿でも、同じ現象が起こります。
紙が真っ黒になった!
「ラミネート加工で紙が真っ黒になってしまった!」
これは、「感熱紙」を加工したことが原因です。
レシートなどに使われている感熱紙は、60℃程度の熱をかけると紙自体が黒く発色します。
車の中に置いてあったレシートが変色しているのを見かけたことはありませんか?
車内は高温に達しますので、感熱紙が反応し変色するのです。
このような熱で色が変わったり、溶けて変質してしまうような紙はホットラミネート加工には不向きです。
それでもラミネート加工をご希望の場合・・・
とはいっても、どうしてもこのような原稿のラミネート加工を希望される場合もあるかと思います。
そんな時には、下記の選択肢があります。
- 原稿を複製し、プリンターで出力したものをラミネート加工する。
- コールドラミネート加工(熱をかけないラミネート加工)をする。
(価格・納期はお問合せ下さい)
そもそも、ラミネート加工は、原稿を直接加工するので「長期に渡って原稿をそのまま保管したい」用途には不向きだと思われます。
元原稿は適切な場所で保管し、複製をラミネート加工したものを普段使いされることをおすすめします。
ご不明な点などありましたら、お問合せください。