せっかくの掲示物が逆効果に
壁や窓ガラスに張られた掲示物。
湿気や結露でふにゃふにゃになってはいませんか?
紙は湿気をよく吸うので、すぐに波打ってしまいます。
特に気温の差が激しい玄関付近や窓の近くは結露が発生しやすく、あっという間に掲示物がシワシワになってしまいます。
波打った掲示物は見た目が悪く、清潔感がありません。
「古い情報なのかも…?」と思われてしまい、読んでもらえないかもしれません。
湿気から紙を守る方法
湿気から掲示物を守る方法として、「ラミネート加工」があります。
しかし、ラミネート加工はプリント後にフィルムで加工するため、1枚当たりのコストが高くなります。
そこで、「耐水紙」をご紹介します。
耐水紙は、紙を樹脂でコーティングした用紙です。
樹脂層が水分をはじくことで、紙に水分が入り込むのを防ぎます。
見た目は普通のコート紙と似ていて、ツルツルした質感です。
耐水紙は、身近なところでは冷蔵・冷凍品の包装紙や店頭POPなどで使用されています。
上質紙と耐水紙の比較
上質紙と耐水紙をざっと水にくぐらせました。
上質紙はすぐに水を吸い込み、変形。
破れそうなくらいに軟らかくなってしまいました。
耐水紙に変化はなく、表面をさっと拭き取れば元通りです。
これなら、結露の多い場所でも安心ですね。
おすすめ用途
湿気の多い場所での短期掲示物。(出入口・窓付近・トイレなど)
耐水紙は水には強いものの、少し力を入れると破れてしまいます。
そのため、長期に渡って掲示する場合は、ラミネート加工をおすすめします。
掲示用/配布用を使いわけるもの
配布用は通常の用紙、掲示用は耐水紙を使うこともできます。
ピンポイントで耐水紙を使うことで、コストを抑えられます。
小さくカットして使う
ラミネートはフィルムが硬く、カットが難しい素材です。
耐水紙なら、カッターやはさみで簡単に切ることができるため、小さいPOPやカード状での利用にも向いています。
弊社では、A3以下のサイズでは耐水紙、大判では合成紙を提供しています。
価格などの詳細は、お気軽にお問合せください。